この記事は、Gajeroll Advent Calendar 2022 の 6 日目の記事です。
パソコン作業の効率を爆上げさせるために欠かせないのがキーボード。
お使いのキーボードをアップグレードする際に損しないようにするためのポイントをまとめました。
4種類のキーボード
キーボードには大きく4種類があります。
このうちどのタイプが自分に合っているのか考えてみましょう。
メンブレン
最もシンプルな構造で安価なキーボードです。
一方でキーに安定感が少なく、打鍵感も心地よいとは言えません。
こだわりのキーボードを長く使いたいのであれば、あまりおすすめできません。
パンタグラフ
その名の通り、電車の上についているパンタグラフのような構造でキーが上下するタイプです。
薄さが特徴で持ち運びにも適しています。
またキーストローク(キーの沈み込み具合)が小さく、少ない動作でタイピングができるのもメリットです。
ワイヤレスキーボードとしては、Apple純正のMagic KeyboardやLogicoolのMX KEYS MINIなどがあります。
Logicool MX KEYS MINI
あらゆるデバイスと接続可能です。
このコンパクトさとシンプルなデザインもおすすめです。
Apple Magic Keyboard
Apple製品で使用するなら純正品を選ぶのもいいでしょう。
Touch IDに対応しているのがポイントです。
充電端子がLightningなのが残念なところです。
メカニカル
共通の規格を持つスイッチが用いられ、軸が上下して機械的に接点が離れたりつながったりする構造です。
安定した打鍵感や打鍵音のバリエーションが特徴です。
基本的には押下圧の小さく音が小さい順に赤軸、茶軸、青軸の3つに分類されます。
スイッチを交換してカスタマイズできるものもあるので、自分好みの一台を見つけるのに向いています。
Logicool、Logicool G、Keychron、Razerなどが有名です。
Keychron K2
世界的に有名なメカニカルキーボードのKeychronシリーズの一つです。
他のメカニカルキーボードと同じ価格帯から手に入れることができますが、安定感のある打鍵感でコスパ高めです。
サイズ、押下圧、デザインなどにバリエーションがあり、とてもおすすめです。
私も現在はKeychronに落ち着いています。
K2はよく使うキーが大体揃っており、どのユーザーでも使いこなしやすいと思います。
Keychron K12
さらにコンパクトでミニマルなKeychron K12もおすすめです。
Logicool MX MECHANICAL
Keychron K2よりも価格は高めですが、ガジェット感がありながら洗練されたデザインになっています。
またコンパクトでキーストロークも浅めになっています。
Keychronとデザインを見比べて決めるのもいいでしょう。
Logicool SIGNATURE K855
赤軸しか選択できませんが、比較的コスパよく手に入れることができます。
内蔵バッテリーがなく単4電池式なので、バッテリーが劣化することなく交換できるのがポイントです。
他のメカニカルキーボードと比べて打鍵音が大きめなので注意しましょう。
静電容量無接点方式
スマホのタッチパネルのように、接点を持たず静電容量の増減によってスイッチのオン・オフが切り替わるタイプです。
接点を持たないため音が静かであり、耐久性も高いとされています。
タイピング音が静かな一方、メカニカルと比べると押した感覚は控えめになってしまいます。
また静電容量無接点方式を採用しているキーボードは非常に少なく、主に東プレのRealforce、PFUのHHKB、AKEEYOのNIZが挙げられます。
HHKB Professional HYBRID Type-S
とにかく玄人向けで、非常に高級なキーボードになっています。
耐久性、静音性の高い静電容量無接点方式のスイッチを採用しています。
独特なキー配列が特徴ですが、純正アプリでキーマップ変更できるのもポイントです。
そして無駄な装飾が一切なくシンプルなデザインになっているのもおすすめです。
特に最近は、全て真っ白な雪モデルが登場して話題になりました。
そして単3の乾電池式なので充電の必要がなく、劣化の心配が少ないので長く使えるというメリットもあります。
私も持っているキーボードですが、押した感覚が控えめで、少し物足りない感覚があります。
メカニカルか静電容量無接点方式か。
これは好みが分かれるところなので、実際に大型の家電量販店などで触ってみることをおすすめします。
自分好みのキーボードを
ネット上には様々なキーボードのおすすめ情報が存在しています。
しかし打鍵感の好みは個人差が大きいものです。
また必ずしも値段と打鍵感は比例するものではないと思います。
できるだけ家電量販店などで触ってみた上で、自分に合う一台を探してみましょう。
最後に
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